VPNルーターの仕組みをわかりやすく紹介!価格や設定方法についても解説していきます!
いざ、VPNを導入しようと思っても、必ず設置が必要なルーターについて知識が無いと難しいですよね。
そもそもVPN対応のルーターの仕組みって?設置するとどうなるの?といった疑問を感じている方もいる事と思います。
そこで今回は、VPNルーターに関する基本的な知識から、人気のVPN対応ルーターまでたっぷりご紹介していきます!
ぜひ参考に、どのVPN対応ルーターが良いか検討してみてくださいね♪
VPNルーターの仕組みをわかりやすく紹介!

VPNの仕組みは道路に例えられる事が多く、それが一番分かりやすいです。
まず、A支店とB支店で情報の共有をしたい!と思った場合、VPNルーターはA支店とB支店両方に設置する必要があります。
そうすると、A支店のVPNルーターからB支店のVPNルーターまで繋がる道路が、ただの公道から自分たちしか通れない、専用の“トンネル”に変化します。
これがトンネリングと呼ばれているものです。
しかも、このトンネルを通る車や荷物(実際にはインターネット上でやり取りされるデータや情報)は、真っ黒なカプセルに入れられた状態で出発し、相手の元に届きます。
そのため道中に他人の目に触れたとしても何が通っているのか何が入っているのか、全く分からない状態です。
これがカプセル化と呼ばれているものです。
このカプセルは、開ける事を許可した人が持っている鍵でしか開ける事ができない頑丈なもので、簡単に開く事がないので安心です!
(万が一悪質なハッカーなどに開けられてしまった場合も、中身が暗号化されている状態なので、何の事か内容が分かる事はありません!)
上記の例ではA支店とB支店の間の道路が専用トンネルになっただけで、それ以外の場所(自宅のノートパソコンや外出先のスマホなど)からA支店やB支店へ繋がる道路は普通の公道を通る事になりますよね。
最近ではリモートワークも増えて、会社以外の場所から会社のパソコンにアクセスしたい事なども増えている事と思います。
でも社外秘などのデータもあるし、セキュリティ面でそのままは不安…。
そんな時は、VPN接続アプリを自宅のパソコンやスマホにインストールをしたり、パソコンのネットワーク設定を変更すれば、A支店やB支店へ繋がる道路をトンネルにしてカプセル化する事ができます!
以前まではセキュリティ強化のために専用回線を引く会社もたくさんありました。
でも、専用回線は例えるなら自家用ジェット機で、多額の費用や、本社とA支店・本社とB支店など接続できる拠点が限られる事が問題となっていました。
その点VPNであれば回線は普通のインターネット回線が使えて費用もそれほど高額でなく、安全に通信が行えるといったメリットがあります。
VPNルーターの選び方は?
VPNルーターを選ぶ際のポイントはいくつかありますので、順番に解説していきます。
①自分が利用する規模と照らし合わせる
VPNルーターを設置したら無限に誰でもVPN接続が行えるわけではなく、接続できる拠点数やリモートアクセス数には上限があります。
VPNルーターを導入する際には、自分が何台・何人くらいで利用するのか、あらかじめ考えてから選ぶようにしましょう。
②セキュリティ機能
VPNルーターによって、備わっている機能には違いがあります。
例えば↓
- ファイアウォール機能
- IDS・IPS(不正侵入検知・防止システム)
- アンチウイルス・アンチスパム機能
- リモートアクセス機能
- プロキシ機能
これらが備わっているものとそうでないものがあります。
どのようにVPNを利用するのか?によって必要な機能が違ってきますので、VPNルーターの購入前には、どんな使い方をするのかをきちんと考えておくことが必要です。
③新しいプロトコルの対応可否
プロトコルとは、データをやりとりするために定められた手順や規約、信号の電気的規則、通信における送受信の手順などを定めた規格の事で、VPNルーターに置いても複数の種類があります。
性能面やセキュリティ面から、新しいプロトコル対応のルーターが推奨されている他、接続できる機器の種類が異なりますので、注意しましょう。
プロトコルの種類については下記を参考にしてくださいね。
プロトコル名 | 特徴 |
OpenVPN |
|
IKEv2 |
|
SSTP |
|
L2TP/IPsec |
|
PPTP |
|
VPNルーターの寿命は?
インターネットに接続するためのルーターの寿命は一般的に4~5年と言われています。
この目安はVPN対応のルーターであっても変わりません。
ルーターが寿命をむかえたサインとしては、
- 速度に不満を感じた時
- 繋がらない事が増えてきた時
- デバイスを買いかえる時
- 新しい規格が登場し機能が劣ると感じた時
などが考えられます。
4~5年経ったら必ず買い替えなければならない!というものではありませんが、その時期に何等かの不調がおきていれば、それはルーターの寿命である可能性もあります。
また、古いルーターは新しく登場した通信規格に対応できない他、機能面でも新しいルーターの方が優れている可能性は大いにあります。
寿命かな?と感じた時には、性能などについて改めて調べて検討していくのがおすすめです!
VPN対応のルーターの価格や設定方法は?

では、実際にどんなVPN対応のルーターがあるのか、その種類と設定方法について見ていきましょう!
上記でもご紹介した通り、ルーターによって機能や対応デバイス、プロトコルに違いがあり、それによって価格も異なります。
おおよその目安としては、家庭用であれば数万程度、オフィス向けの大きなものであれば数10万円~50万円くらいとなります。
仕様の他に価格も踏まえて、どれが良いか検討してみてくださいね!
VPNルーターを設置した後の設定は、主に次の3項目となります。
- プロトコルの選択
- ユーザー名とパスワードの設定
- 接続するPCのIPアドレスの入力
細かな設定方法は、メーカーや使用するデバイス、接続する方法などにより異なりますので、下記でご紹介する参考ページをご覧になってみてくださいね。
VPN対応のルーター:ヤマハVPNの価格は?
ヤマハのVPN対応ルーターの価格は以下の通りです。
- RTX1220:118,000円(税抜)
- RTX830:75,000円(税抜)
- RTX5000:846,000円(税抜)
- RTX3500:528,000円(税抜)
特に人気があるのが「RTX830」と「RTX1220」。
RTX1220の方が新製品で2021年4月に発売されたモデルとなっています。
RTX830は、長期間安定して稼働させることができ、トラブルがあった場合でもベンダーから誠実で的確なサポートが受けられ安心です。
ヤマハVPNルーターの設定方法は?
ヤマハのVPN対応ルーターの設定方法は、ホームページで設定例やトラブルシューティングが詳しく紹介されています。
RTX1220とRTX830の設定方法は同じものが多く、どちらが簡単か優劣をつける事は難しいです。
どちらか悩んだ場合には設定方法よりも、機能や仕様と価格で比較するのが良いでしょう。
VPN対応のルーター:バッファローVPNの価格は?
バッファローのVPN対応ルーターの中で一番人気の製品が「VR-S1000」です。
- VR-S1000:32,780円(税抜29,800円)
こちらのルーターは、法人向けのVPN対応ルーターとして発売されていますが、Amazonや家電量販店サイトでも購入が可能。
個人でも気軽に購入できる価格帯という事もあり、個人で準備する方にも人気があります。
バッファローVPNルーターの設定方法は?
バッファロー「VR-S1000」の設定方法は、下記ページで詳しく確認できます。
このルーターの人気は、価格だけでなく設定が簡単な所もポイントとなっています。
そのため、VPN初心者の方でも扱いやすく始めやすいと高評価を得ており、あまり詳しくないから不安…という方にもおすすめです。
VPN対応のルーター:ciscoVPNの価格は?
cisco(シスコ)は、アメリカを本拠に事業展開をしている、世界最大のネットワーク機器のベンダーで、人気の製品は「C841M-4X-JSEC/K9」です。
- C841M-4X-JSEC/K9:35,000~40,000円
2018年の日本国内のネットワーク機器市場のトップとなり、約半数(47.9%)のシェアを誇ります。
C841M-4X-JSEC/K9は、日本の中小企業(100名規模以下)向けに開発された製品で、日本語化と低価格の2つが揃っている所も嬉しいポイントです。
ciscoVPNルーターの設定方法は?
CISCO「C841M-4X-JSEC/K9」の設定方法は、下記ページで詳しく確認できます。
ルータの電源を入れてから初期設定をするまでの手順が紹介されているので、初心者の方でも分かりやすくて安心ですね。
また、サポート窓口があり、困った時には電話での問い合わせも可能です。
海外メーカーに対してちょっと不安を感じる方も、導入しやすいので検討してみてくださいね。
VPN対応のルーター:asusVPNの価格は?
ASUS(エイスース)は、台湾を本拠に事業展開をしているネットワーク機器のベンダーで、人気の製品は「RT-AX3000」です。
- RT-AX3000:20,000円前後
RT-AX3000は、家庭や中小企業向けのルーターで、低価格で導入できます。
利用環境の目安は、広さは戸建てであれば3階建、マンションであれば4LDK。
とはいえ最大接続台数は64台という力も持っていて、OpenVPNにも対応していますので、利用の幅はかなり広いです。
asusVPNルーターの設定方法は?
ASUS「RT-AX3000」の設定方法は、下記ページで詳しく確認できます。
台湾のメーカーですが、日本語で説明されているうえ、画面表示の見本などもあり分かりやすいですね。
またページの下部には問い合わせボタンもあり、困った時にはやり方を確認する事もできます。
個人宅に設置される場合など、相談できる相手が近くにいない方は不安もありますが、ASUSのサポートはしっかりしているので安心です。
まとめ

今回は、VPNルーターの仕組みと価格や設定方法についてご覧いただきました!
VPNの仕組みがちょっと難しい事もあり、複雑に考えすぎてしまうかたも、
- VPNルーターとVPNルーター(もしくはVPN接続のためのアプリ)の間の通信が、自分たち専用のトンネルに変わる
- トンネルの中を通っている情報やデータはカプセルに入れられ見えない状態になっている
- 万が一カプセルが開けられても暗号化されているから中身はわからない
という事を覚えておきましょう!
このVPNを使うために必須となるのが拠点に設置するVPN対応ルーターであり、これが無ければVPNを始める事ができません。
価格を見ても安価~高価まで様々ですし、機能や仕様も製品により異なりますので、ご自身の使用スタイルに合わせて検討してみてくださいね♪
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