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vpnに接続できない不具合の原因は?問題を解決する方法を紹介

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vpnに接続できない不具合の原因は?問題を解決する方法を紹介します!

VPNに接続ができない場合や、突然つながらなくなってしまった時には慌ててしまう方も多いですよね。

それにより仕事に支障が出る場合もありますし、VPNの仕組みや設定も聞きなれないものが多く、何が原因か分からない事も多々あるでしょう。

そこで今回は、VPN接続できない時の不具合の原因や問題を解決する対処法について詳しくご紹介していきます!

デバイスごとの操作方法についても解説していますので、ぜひ参考にして設定を見直してみてくださいね。

 

VPNに接続できない不具合の原因は?

VPNに接続できない不具合の原因は?

VPNに接続できない不具合の原因は、いくつか考えられます。

  • 会社の中でVPN接続ができないのか?
  • 外出先や自宅などリモート環境でVPN接続ができないのか?
  • 初めてVPN接続を試みているのか?
  • 何度も利用しているものがつながらなくなってしまったのか?
  • どのデバイス(パソコン?スマホ?)からつながらないのか?
  • 使用したいデバイスが複数ある場合は全部のデバイスがつながらないのか?

など、状況や環境により考えられる原因が異なりますので、まずは状況の切り分けも必要となる場合が多いでしょう。

下記ではVPN接続の基本とも言える、接続できない原因で多いものをご紹介していきますので、まずは当てはまっていないか確認してみてくださいね♪

企業のVPN接続を利用する場合は、設定などは会社の担当者の方が行われている事もありますので、接続できない事を相談されるのも良いかと思います!

 

インターネットに接続できていない

VPNに接続する場合、使用するPCやスマートフォン・タブレットなどのデバイスは、ネットワークに接続されている状態である必要があります。

特にWi-Fiを利用している場合、ネット接続が切断されてしまっていても気づきにくく、繋がっているつもりでいる可能性もあるので、念のため確認をしましょう。

なお、VPNの種類によって接続すべきネットワークが異なる場合が考えられます。

  • インターネットVPN → インターネット
  • IP-VPN → 独自に契約した回線

接続先はしっかりと確認した上で、接続がされているかをチェックしてみてくださいね。

 

認証情報が正しくない

VPN接続の“認証プロトコル”には複数の種類があります。

VPNの認証プロトコル一覧
  • OpenVPN
  • IKEv2
  • SSTP
  • L2TP/IPsec
  • PPTP

VPN接続をする際は、VPNルーターとデバイスの両方で、同じ認証プロトコルで合わせなければ接続ができません。

VPNルーターの対応プロトコルはあらかじめ決まっていますので、お使いのルーターの仕様を確認してみましょう。

初めてVPN接続を行う場合などに、接続できない理由として多く挙げられますので、必ず確認してみてくださいね。

 

サーバーの過負荷

VPN接続の設定やデバイスに問題が無い場合は、サーバーの過負荷状態も疑われます。

もし企業で導入していて接続台数が多い場合などには、容量がいっぱいでVPNサーバーがダウンしている場合もあるでしょう。

VPN技術者の方はネットワークインフラストラクチャを改善するために、拒否のプロセスを設定しましょう。

この設定をした場合は、VPN接続を一旦切断し、数分後に再接続を試してみてくださいね。

また、VPN接続する際、IPアドレスやDNSサーバーは自動的に取得されますが、自動取得ができないと接続できません。

VPN接続ができない原因として多く挙げられますので、手動取得にしていないか?自動取得が有効になっているか?などの設定は確認してみるのがおすすめです。

 

VPNに適したポートが開いていない

VPN接続に適したポートが開いていない、ブロックされた状態になるとVPN接続はできません。

どのVPNポートがアクセス可能かを判断するのはVPNプロバイダーとなりますので、技術サポートなどを利用して対応しましょう。

 

アプリが最新バージョンじゃない

特にリモートなどでVPN接続ができない場合に多い原因が、VPN接続が必要なブラウザやアプリケーションのバージョンが古い場合です。

一部のVPNプロバイダーはプログラムの特定のバージョンをのみをサポートします。

自動的にアップデートされる場合も多いですが、念のため最新バージョンになっているかは確認するようにしましょう。

 

ウイルスソフトによる無効化

ファイアウォールやアンチウイルスソフトなどのセキュリティシステムは、デフォルトで不要な通信を遮断する設定となっています。

これによりVPN接続する時にウイルスソフトなどにブロックをされて接続できない事も原因となります。

VPNはネットワークの外から内側に接続するものであるため、セキュリティシステム上で明示的な許可設定を行う必要があります。

初めてVPN接続をする際に繋がらない時には、セキュリティシステムも見直しましょう。

 

vpnに接続できない問題を解決する方法を紹介

vpnに接続できない問題を解決する方法を紹介

VPN接続ができない時に、どんなトラブルシューティングを試せば良いのか?について見ていきましょう。

まず最初に確認すべき項目は、

  1. 物理的な接続の確認
  2. VPNルーターの状態確認
  3. ネットワーク(インターネット/契約回線)への接続確認
  4. デバイスのIPアドレス/DNSサーバーの設定確認
  5. デバイスのセキュリティシステムの状態、VPN認証プロトコルの確認

の5項目です。

ぜひ①~⑤まで順番に確認作業を進めてみてください。

特に、“物理的な接続部分の確認”は「できている」と思い込んで確認を省略しがちですが、これが落とし穴とも言えます。

何等かの理由で有線LANケーブルが抜けていたり、VPNルーターの電源が切れていたり、物理的に接続できない状況になっている場合も多いです。

それぞれの確認を行ない、原因が特定できたら正しい状態に戻すことで接続できるようになります。

「できている」と思っていても、できている事を確認する作業だと割り切って、チェックしてみてくださいね。

IPアドレスやDNSサーバーの設定などに関しては、デバイスやOSごとに対処法が異なりますので、下記で個別にご紹介する手順を参考に確認をしていきましょう!

 

windows10でVPNが接続できない時の対処法は?

Windows10でIPアドレスやDNSサーバーの設定を確認する場合は、下記の手順で必要な確認作業を行いましょう。

  1. 「Windowsキー+Sキー」を押して、検索窓を開く
  2. 「イーサネット設定」と入力し、システム設定の「イーサネット設定」を選択する
  3. 関連設定から「アダプターのオプションを変更する」リンクを選択する
  4. 「イーサネット」の項目で右クリックをして、「プロパティ」を選択する
  5. 「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」→「プロパティボタン」をクリックする
  6. 「IPアドレスを自動的に取得する」「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」がどちらも選択されていることを確認する
  7. 「IPアドレス」「DNSサーバー」の両方またはどちらかが未選択になっている場合は、チェックを入れてから設定を「保存」する

これらの設定については、ネットワーク接続設定が指定されている場合もありますので、システムの管理者に確認すると確実です!

 

iphoneでVPNが接続できない時の対処法は?

iPhoneでVPN接続ができない場合、まずは利用中のiOSの確認から行うのがおすすめ。

というのも、iOS10以降はVPNのためのプロトコルである「PPTP」が利用できませんので注意が必要です。

もし、利用するVPNがPPTPの場合は、iOS10以降では接続することが出来ないので、接続可能な「L2TP」や「IKEv2」などのVPN接続を設定しましょう。

その際の手順は「設定」を開き[一般]→[VPN]→[タイプ]という項目でVPN接続のプロトコルを選択できます。

VPNサーバーによってはPPTPしか使えない場合があり、PPTP以外のプロトコルを利用可能にするためにVPNサーバーの設定の変更が必要となる場合もあります。

また、VPNのユーザー認証で入力を間違えると、その後修正して正しく入力をしても有効にならない場合があるようです。

その際は、上記でご紹介した入力し直しても有効にならないケースが報告されています。

その場合は、「設定」を開き[一般]→[VPN]開き、VPN設定を一度削除しましょう。

その後新たに設定し直すことで改善される場合があります。

 

androidでVPNが接続できない時の対処法は?

下記ではAndroidのスマホで手動でVPN設定をする際の手順をご紹介していきます。

Androidスマホで初めて接続される場合に繋がらない場合などは下記をお試し下さい。

  1. 「設定」→「無線とネットワーク」の「その他の設定」→「VPN」→「VPNネットワークを追加」をタップする
  2. 「VPNネットワークを編集」画面で、下記情報を入力する
    名前:お好き名前(わかれば何でもOK)
    ・種類:IPSec、PPTP、L2TP/IPSecから一つ選択する
    ・サーバーアドレス:VPNのサーバーアドレス(VPNのIPアドレス)を入力する
    IPSec事前共有キー:共有キーを入力する
  3. 「保存」をタップする

以上でVPN接続設定が作られた状態となります。

接続する際は、このVPNをタップして「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、「アカウント情報を保存」にチェックを入れて「接続」をタップすると繋がります。

「接続しました」と表示されたら、接続成功となりますので確認してみてくださいね。

 

会社のVPNに接続できない原因は?

会社のVPNに接続できない原因は?

会社で利用している社内ネットワークに接続できない場合は、パソコンやルーターで正しく設定できていない場合がほとんどです。

下記では設定について解説していきますが、このいずれかの設定に問題がある場合、何等かのエラーによって接続する事ができません。

基本的な確認項目となりますので、順番に設定を確認してみてくださいね!

 

会社のVPNに接続できない時の対処法は?

まずはデバイスごとの設定を確認しておきましょう。

  • Windows7~Windows 10の場合

「コントロールパネル」→「ネットワークの状態とタスクの表示」→「アダプターの設定の変更」→「ローカルエリア接続(イーサネット)」のプロパティ→「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」のプロパティを開きます。
ここで「IPアドレスを自動的に取得する」「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」の両方にチェックを入れてください。

  • Macで確認すべき点

「アップルメニュー」→「システム環境設定」→「ネットワーク」の順に開き、使用しているVPNの「詳細」を選択しましょう。
「TCP/IP」からIPv4を「DHCPサーバを参照」に設定して、「DNS」のIPアドレスをコピーしてから「-」をクリックして削除。
VPNを切断してDNSサーバを再設定したら、「OK」→「適用」の順にクリックして完了です。

上記した基本的なデバイスのVPN設定を確認したら、次は下記項目を順番に確認してみてください!

  • LANケーブルへの接続

社内や自宅で使うパソコンをWi-Fi接続ではなく有線接続している場合は、ルーターまでLANケーブルが正しく接続できているかを確認してみてください。
また、モデムや光ファイバーケーブルなどのインターネット接続機器類も同様にチェックしてくださいね。

  • IPアドレス・DNSサーバーの確認

「IPアドレス」「DNSサーバー」が自動取得に設定されているかを確認しましょう。
(手順は上記でデバイスごとに紹介していますので、ご覧ください。)

  • 制御ツールの確認

ネットワーク制御ツールによる設定が正しければVPN接続は可能ですが、間違った設定になっているとVPN接続は確立できません。
OS標準の設定方法でIPアドレス・DNSサーバーを自動取得しても問題が解決しない場合は、ネットワーク制御ツールの設定を見直すか、無効化またはアンインストールしてみてください。

  • 認証プロトコルの設定を確認

ルーターによって対応しているプロトコルが異なるため、通信を行う双方のルーターが同じプロトコルを選択しているか、設定を確認しましょう。

  • ファイアウォールの設定を確認

アンチウイルスソフトやファイアウォールを設定している場合は、一時的に無効化して通信を試してみる事で原因の特定ができます。
プロトコルの設定に相違が無い場合は一度試してみてください。

  • パケットフィルタの設定を確認

IPsec→「AH(Authentication Header)」「ESP(Encapsulated Security Payload)」「IKE(Internet Key Exchange)」
PPTP→「GRE(Generic Routing Encapsulation)」
という複数のプロトコルを組み合わせているため、ルーター側でそれぞれのパケットを通過させるパススルー設定が必要となります。
正しい設定は環境により異なるため、詳細はVPNのネットワーク管理者に確認してみてくださいね。

  • IPアドレスの重複を確認

プライベートIPアドレスを使用する場合、管理者側が自由に設定できるため、LAN内の機器で重複が起こるケースがあります。
VPNのネットワーク管理者にプライベートIPアドレスを確認してみましょう。

 

まとめ

vpnに接続できない不具合の原因は?問題を解決する方法を紹介

今回は、vpnに接続できない不具合の原因は?問題を解決する方法をご覧いただきました。

vpnに接続できない不具合の原因がどこにあるのか?といった切り分けも複雑ですし、解決策となる設定もやや難しく感じられるものが多いですよね。

ただ、正しく環境を整え、間違えずに設定を行えば確実につながりますので、一つずつ考えられるを問題を解消していくようにしましょう。

順番に一つずつチェックをして、設定や物理的な接続に間違いが無いかを、改めて確認してみてくださいね!